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最新情報

特例労務管理対象医療機関指定申請件数 483件

厚生労働省は令和6年3月14日医師の働き方改革の推進に関する検討会を開催し、時間外・休日労働が年960時間を超える医師に適用される特例水準(年1860時間)の指定に必要な評価センターへの申請が、令和4年10月31日の申込受付を開始から令和6年3月11日時点で483医療機関となっており、当初の想定数1500医療機関の3分の1程度にとどまっていることが報告されました。 

この結果について、タスクシフトシェアや宿日直許可の取得、あるいは院内での見直しも進んできたことの成果として評価する一方で、施行後に申請する医療機関もあると見込んで注視していく考えは示されました。

マイナ保険証 利用促進トークスプリクト公開

厚生労働省は2024年3月21日、医療機関・薬局向けに「マイナ保険証促進トークスクリプト」を公開し、マイナンバーカードの保険証利用(マイナ保険証)を促進するために、薬局でどのように声を掛ければよいかフローチャート形式で示されました。

厚生労働省:電子処方箋に関する周知素材

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/denshishohousen_sozai.html

 

マイナ保険証利用促進にはインセンティブがあります。

2023(R5)年10月の利用率と比較し、増加量に応じた支援金が社会保険診療報酬支払基金より年2回、前半期(2024年1月~5月)と後半期(2024年6月~11月)のマイナ保険証総利用件数に乗じた額が交付されます。

利用率の算出は、10月の利用率の場合「2023(R5)年10月のマイナ保険証利用人数(名寄せ処理後)/ 2023(R5)年11月請求分レセプト枚数(外来レセのみ)」となります。

この利用率に応じて支援単価が決まる仕組みとなっています(後半期 10pt以上40円/件~50pt以上120円/件)。

支援金の交付にあたり医療機関等からの実績報告などは不要となっております。

現行の健康保険証の発行については、令和6年12月2日より終了し、マイナ保険証を基本とする仕組みに移行しますので、医療機関・薬局の皆様におかれては、支援金をうまく活用し、マイナ保険証への移行に向けた準備を進めていただくことが肝要です。

 

 

 

シンポジウム:高齢者の孤立・孤独対策の重要性と課題について考える

シンポジウム:高齢者の孤立・孤独対策の重要性と課題について考える

「健康寿命の延伸」に関する取り組みは、医療・介護領域のみならず研究領域や企業、地域・自治体など多職種・他業種により行われています。しかしながら、高齢者を囲う地域社会には未だ残存する「健康寿命の延伸」に関する課題が多く山積します。

本シンポジウムでは、さまざまな領域で「健康寿命の延伸」に取り組む方々から、これまでの知見・取組み、現在抱えている課題、課題解決に向けて多職種・他業種に期待することなどを講演いただきます。

【開催日時】  令和3年3月6日(水)16:30-18:30

【ハイブリッド開催】

 ①オンライン参加      :Zoom(定員なし)

 ②会場参加(板橋区大山周辺):東武東上線大山駅周辺(定員20名※)

              ※応募者多数の場合、会場参加は抽選となります。

【参加費(税込)】 

 A.賛助会員以外:3,000円 B.賛助会員:無料

■お申し込み:http://ptix.at/4mS9pU

■対象の方

 ・「健康寿命延伸」の取組みに既に取り組まれている方

 ・これから「健康寿命延伸」の取組みを実施する方

 ・「健康寿命延伸」における医療・介護・企業との連携をしている方/これから連携を考えている方

災害時による臨時の必要がある場合の時間外労働等の取り扱いについて

1月1日に発生した能登半島地震に関連し、厚生労働省労働基準局が労働基準法第33条第1項関係(災害時による臨時の必要がある場合の時間外労働関係)に係るQ&Aを公表しました。 

Q6及びQ7については、医療機関にも関連する内容になります。

Q6 能登半島地震の被災地内の医療機関ですが、能登半島地震で負傷された方などの救護等に当たっており、平時をはるかに上回る数の方が搬送などされてきています。 こうした場合は労基法第33条第1項の対象となりますか。

Q7 能登半島地震の被災地外に所在する医療機関ですが、被災地内の医療機関では受け入れきれない負傷者を、自治体や被災地内の医療機関等からの要請により受け入れています。 こうした場合は労基法第33条第1項の対象となりますか。 また、被災地内の医療機関からの要請により、地震による負傷者ではなく、当該医療機関の元々の入院患者の転院を受け入れる場合はどうでしょうか。 

 

なお、労働基準法上の義務については、個別事案ごとに諸事情を総合的に勘案すべきものですので、具体的な御相談など詳細については、都道府県労働局又は各労働基準監督署にお問い合わせください、とのことです。

 

(掲載されている厚生労働省ホームページ)ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 雇用・労働 > 労働基準 > 自然災害が発生した場合の支援や制度について(労働基準関係)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00177.html

(令和6年能登半島地震 に関するQ&A (労働基準法第33条第1項関係) 厚生労働省労働基準局 (令和6年1月10日公開))

https://www.mhlw.go.jp/content/001188433.pdf

災害時の対応について

能登半島地震の被害にあわれた皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

ここでは、大規模な災害が発生した際の対応等についてWeb情報をまとめてみました。

【厚生労働省】

避難所生活で健康に過ごすための注意点

 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_00020.html

【NHK】

避難生活 注意点と工夫

 https://www.nhk.or.jp/bousai/05_02/

災害時に断水したら…生活のポイントは

 https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20230704_02.html

水害にあったら 屋根に被害を受けたら

 https://www3.nhk.or.jp/news/special/suigai/articles/7610/

自宅が被災したら「避難生活&住宅再建ガイドブック」り災証明・支援制度も

 https://www3.nhk.or.jp/news/special/suigai/articles/14737/

防災これだけは

 https://www.nhk.or.jp/bousai/19_01/

災害用のトイレ どんな種類が?どう使う?

 https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20220419_01.html

水のいらないトイレをつくろう

 https://www3.nhk.or.jp/news/contents/bousai_tips/cont16.html

以上になります。

 

 

 

医師の働き方改革 国民周知用WEBサイト開設

12月1日付けで厚生労働省 医師の働き方改革国民周知啓発事業WEBサイトが公開されました。

当該WEBサイトは国民の皆様向けに医療機関のかかり方をはじめ、医師の働き方改革への理解、協力を促す内容になっております。

患者・家族、地域住民の方々への医師の働き方改革に係る周知等にご活用いただければと思います。

URL:https://iryou-ishi-hatarakikata.mhlw.go.jp/

 

なお、医療機関を対象としている特設サイトは引き続き、いきサポとなります。

いきサポURL:https://iryou-kinmukankyou.mhlw.go.jp/

【商品】感音性難聴 ワイヤレス聴覚サポートデバイス FILLTUNE WeCLEAR

WeCLEARのInstagramアカウントを作成いたしました!

WeCLEARの魅力を動画発信していきます。

誰でも簡単に見ることができます

是非フォローをお願い致します!

 

WeCLEAR Instagramアカウント名:株式会社ムトウ WeCLEAR紹介アカウント

Instagram URL:https://www.instagram.com/wism.mutoh/

 

資料請求やデモ依頼はこちらまで

https://www.wism-mutoh.jp/special/?health_flg=1&id=1644899320-335156

 

【医療】議事録作成支援システム「AmiVoice ScribeAssist」セミナーのご紹介

アドバンスト・メディア主催、議事録作成支援システム「AmiVoice ScribeAssist」をWebセミナーの紹介です。

・音声を聞きながら文字起こしをするのに時間がかかる・・・

・議事録の作成で時間外業務が増えている・・・

・患者さんとの会話を全て文字起こししたい・・・

このようなお困りごとがございましたら、ぜひセミナーにご参加ください。

【セミナー概要】

■日時:9月28日(木)14:00~14:30(講演時間は前後する可能性がございます。)

    ※オンデマンド配信の予定はございませんので、ぜひ当日ご参加ください。

■場所:オンライン(Zoom)

■参加費:無料(事前お申込みが必要です)

■お申込み・詳細:advanced-media-co-jp.zoom.us/webinar/register/WN_ZWqTUlBsRquo2Yg3zo-9bg

【物件情報】クリニック開業 テナント情報

クリニック開業向けテナント情報更新しました。

 

ご関心のあるテナント物件がございましたら、Noを記載のうえ、弊社ホームページお問い合わせフォームからご連絡ください。

テナントの図面及び諸経費を記載した資料をお送りします。

また、掲載以外の物件もお探ししますので、テナントお探しの方はお気軽にお問い合わせください。

※クリニック開業をご検討されている方へ、【クリニック開業をお考えの方へ】もご覧ください。

 

コンサルティング統括部では、開業希望地の診療圏分析も行っています。

診療圏分析のご依頼は、弊社ホームページ【✉お問い合わせ】フォームから、診療科目・開業予定地をご記入のうえご依頼ください。

【医療】書籍案内『訪問看護ステーションの顧客管理と人材管理・育成』

公益財団法人日本訪問看護財団 監修の訪問看護において、マネジメントが難しいとされる「顧客(利用者・家族や関係職種・関係機関)」と「人材(訪問看護師等のスタッフ)」にフォーカスした最新知識を凝縮した訪問看護管理者におすすめの一書籍が8月31日出版致しました。

弊社担当者も共同著者として執筆しております。

是非、お手に取ってご覧ください。

「訪問看護ステーションの顧客管理と人材管理・育成」 日本看護協会出版会 編

B5判/244頁/定価(税込)3,960円https://www.jnapc.co.jp/products/detail/4101

≪目次≫

序章 訪問看護ステーション管理者の役割

1 ステーションの理念の共有化

 1 理念を掲げスタッフに浸透させること

 2 理念に基づく活動方針・目標の明確化、質の高い訪問看護の実践

2 訪問看護サービスの運営管理

 1 訪問看護制度の法的根拠

 2 訪問看護制度に基づく管理者の責務

 3 訪問看護サービスの根源にある「権利擁護」

 4 リスクマネジメント・危機管理・安全管理

3 スタッフの確保・育成と管理

 1 スタッフの雇用のポイント

 2 スタッフの育成と管理

4 ステーションの経営管理と地域における連携・協働

 1 ステーション経営の安定化とPR 活動

 2 地域連携とネットワークづくり

 3 地域のヘルスリテラシーの向上

 4 ICT 化の取り組み

 5 コミュニケーション力・交渉力

 

第1章 顧客管理

1 顧客とは

 1 訪問看護ステーションは「企業」?

 2 訪問看護ステーションにとっての「顧客」って誰?

 3 顧客の創造とは

2 利用者の安定的な確保と管理

 1 利用者の確保

 2 利用者全体の管理

3 利用者の個別管理

 1 利用者の状態や経過の把握

 2 利用者への対応の実際

 3 カスタマーハラスメントへの対応

 4 利用者満足度調査

4 多職種連携・協働

 1 関係職種間――医師・ケアマネジャー・介護職・行政関係者等

 2 看看連携

5 利用者ニーズに沿ったサービスの創造

 1 訪問看護の多様化

 2 委託契約事業

 3 オプションサービスの実際

 4 委託契約やオプションサービスに関して注意すべきこと

 

第2章 人材管理・育成

1 スタッフの看護実践能力を引き出す管理者のかかわり

 1 はじめに

 2 管理者として期待される姿

 3 スタッフの能力の把握

 4 スタッフの能力を引き出すためのかかわり

 5 スタッフを育てつつ訪問看護を認知してもらうために管理者にできること

2 体制整備

 1 スタッフの採用(看護職以外も含む)

 2 労務管理

 3 福利厚生

 4 理念の共有と組織づくり

 5 人事考課

3 人材育成の方法

 1 訪問看護師の OJT

 2 訪問看護師の Off-JT

4 スタッフのキャリア形成支援――認定看護師の育成と活動

 1 はじめに

 2 戦略的 5 カ年プランニングワークシートの作成

 3 特定行為研修の受講

 4 訪問看護認定看護師のマネジメント

 5 特定行為研修修了者・認定看護師が在籍する影響

 6 人材育成にはゼロベース思考が大事

 7 筆者自身のビジョン

5 実習受け入れと指導者の役割

 1 「地域・在宅看護論」の立ち位置

 2 実習受け入れ準備

 3 実習における指導者の役割

 4 効果的な実習にするために

6 職場内ハラスメント対策

 1 ハラスメントとは

 2 ハラスメントの種類と定義

 3 法によるハラスメント判断基準

 4 法による事業所でのハラスメント防止義務

 5 ハラスメントのない職場づくりから一歩先へ

7 スタッフ・管理者のストレスマネジメント

 1 ストレスとストレスマネジメント

 2 訪問看護における特有のストレス

 3 スタッフのメンタルヘルス

 4 管理者のメンタルヘルス

 

資料編

 看護に関連する基本文書等/訪問看護に関連する基本法令/顧客・人材管理に関連する法令

 

【労務】働き方改革推進支援助成金のご紹介

働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)は生産性を向上させ、時間外労働の削減、年次有給休暇や特別休暇の促進に向けた環境整備に取り組む中小企業事業主を支援するものです。

医業に従事する医師が勤務する病院、診療所、介護老人保健施設、介護医療院については、常時使用する労働者数が300人以下の場合は、中小企業事業主に該当します。

 

支給対象となる取組は下記のいずれか1つ以上の実施が必要です。

1労務管理担当者に対する研修

2労働者に対する研修、周知・啓発

3外部専門家(社会保険労務士、中小企業診断士など) によるコンサルティング

4就業規則・労使協定等の作成・変更

5人材確保に向けた取組

6労務管理用ソフトウェアの導入・更新

7労務管理用機器の導入・更新

8デジタル式運行記録計(デジタコ)の導入・更新

9労働能率の増進に資する設備・機器等の導入・更新

 

支給額は成果目標の達成状況に応じて支給されます。

申請の受付は2023年11月30日(木)まで(必着)となっています。

 

詳しい内容は、厚生労働省ホームページ「働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)」をご覧ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000120692.html

 

 

 

【労務】医師の時間外等労働、年960時間超が「いる」は3割超/医師の働き方改革調査

全国自治体病院協議会は13日、「医師の働き方改革の取組状況に関するアンケート調査」結果を発表しました。

https://www.jmha.or.jp/contentsdata/hatarakikata/chosa/20230710.pdf

 

時間外・休日労働時間の状況は、「医師は全て年960時間以下」65.4%、「年960時間超1,860時間以下の医師がいる」34.2%、「1,860時間超過の医師がいる」3.3%とのことです。

 

法定労働時間等が適用除外になる「宿日直」の許可取得状況は、全診療科で取得は41.0%。

 

勤務医の時間外労働時間の上限規制(2024年4月より年間960時間、月間100時間未満等)の適用への取り組み状況では、「取り組みに着手している」56.8%、「取り組む予定」18.5%などが報告されています。

 

 

医療】医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストと立入検査の実施

令和5年7月7日 厚生労働省 第100回社会保障審議会医療部会で「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストと立入検査の実施について(報告)」資料が提出されました。

 

医療法施行規則第14条第2項に病院、診療所又は助産所の管理者が遵守すべき事項として、サイバーセキュリティの確保について必要な措置を講じることが新設されました(令和5年3月10日公布、4月1日施行)。

 

これを受けて、医療法第25条第1項に規定に基づく立入検査において、サイバーセキュリティ確保のための必要な措置の取組状況を確認することが追加されました。

 

確認するポイントは、サイバーセキュリティを確保するために必要な措置がされているかといことです。

これは、最新の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」を参照としたうえで対策が設けられているかを確認します。

厚生労働省では確認内容を簡便化するために、医療機関において優先的に取り組むべき事項として「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」及び「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストマニュアル~医療機関・事業者向け~」におけるチェックリストを作成し、チェックリストからサイバーセキュリティ対策として必要な事項が確保されているかを確認します。 

 

セキュリティ対策の確認は立入検査での新規確認項目です。早めの対応が必要です。下記の参考資料を是非ご確認ください。

【参考】

厚生労働省第100回社会保障審議会医療部会「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストと立入検査の実施について(報告)」

 https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001118553.pdf

 

医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストマニュアル

 https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001105752.pdf

 

医療機関のサイバーセキュリティ対策チェックリスト

 https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/000845417.pdf

 

【医療】中央社会保険医療協議会・総会 「医師働き方改革に関するその1」 働き方改革の推進についての課題と論点

2024年度診療報酬改定に向けて、6月14日に開催された中央社会保険医療協議会・総会で「医師働き方改革に関するその1」論議)が行われました。

働き方改革の推進についての課題と論点として、以下の内容が報告されています。

 

(働き方改革に係るこれまでの経緯)

・ 働き方改革推進の中で、 2024年4月から、医師について時間外労働の上限規制が適用される。診療従事勤務医には年960時間の上限規制が適用されるが、地域量確保暫定特例水準(B水準)及び集中的技能向上水準(C水準)の医療機関においては、特例的に年1,860時間の上限規制が適用される。

・ 令和3年改正医療法において、長時間労働の医師に対し医療機関が講ずべき健康確保措置の整備等が定められ、2024年4月1日に向け段階的に施行されている。

・ 年1,860時間の特例的な時間外労働時間の上限も、将来的には縮減方向であり、特に地域医療確保暫定特例水準(B水準)は2035年度末の終了が目標とされている。

・ また、勤務医への意識調査において、一定の医師が勤務状況の改善の必要性を指摘している。

・ 2024年4月以降も、働き方改革に向けた継続的な取り組みが求められる。

 

(医療従事者の働き方改革に係る取組への評価について)

・ 令和2年度改定において、地域医療の確保を図る観点から、過酷な勤務環境となっている、地域の救急医療体制において一定の実績を有する医療機関について、適切な労務管理等を実施することを前提として、入院医療の提供を評価した地域医療体制確保加算が新設され、令和4年度改定においては施設基準の見直しが行われている。

・ 地域医療体制確保加算を算定している医療機関において、時間外労働の時間が月155時間(年1,860時間相当)以上の医師はごくわずかであるものの、時間外労働時間が月80時間(年960時間相当)以上の医師の割合は、2020年から2022年にかけて増加している。

・ 平成30年度改定において、病院に勤務する医療従事者の勤務環境改善の取組がさらに進むよう、総合入院体制加算の要件となっている病院勤務医の負担軽減等の体制について、対象を病院に勤務する医療従事者全体に拡大し、取組内容を整理した。

・ 特定集中治療室管理料等の施設基準においては、一定の医師の治療室内での常時勤務等を求めている一方、評価の内容に応じて、専従要件を緩和し緩和ケア診療加算においてチームのいずれか1人が専従であればよいこととする等、多様な勤務形態を推進する診療報酬上の取組が行われている。

 

(タスクシェア・タスクシフトに対する評価について)

・ 勤務医負担軽減計画を策定し、医師の事務作業を補助する専従職員(医師事務作業補助者)を配置している等、病院勤務医の事務作業を軽減する取組を評価するため、平成20年度改定において、医師事務作業補助体制加算が新設され、その後順次評価の拡大・充実が図られてきた。

・ また、医師の働き方改革を推進する観点から、特定行為研修修了者である看護師の配置及び活用の評価についても充実が図られてきた。

 

(医療従事者の負担軽減等に対する評価について)

・ 医療従事者の負担軽減等に対する評価として、例えば、看護職員の負担軽減を図るため、診療報酬では、平成22年度改定から、看護補助者の配置や夜間の看護体制を充実することに対して評価が行われている。

 

以上の点から、今後の議論の考えが示されています。

「2024年4月から医師についての時間外労働の上限規制が適用され、働き方改革に向けた継続的な取り組みが求められる中、これまでの医師をはじめとした医療従事者の働き方改革の取組や、これまでの診療報酬上の対応を踏まえ、働き方改革の推進に対する診療報酬の評価の在り方について、どのように考えるか。」

【医療】中央社会保険医療協議会・総会 「医師働き方改革に関するその1」 地域医療確保体制加算

6月14日に開催された中央社会保険医療協議会・総会(以下「中医協」)で、こうした議論(「医師働き方改革に関するその1」論議)が行われました。

令和2年度の診療報酬改定で、地域医療の確保を図る観点から、過酷な勤務環境となっている、地域の救急医療体制において一定の実績を有する医療機関について、適切な労務管理等を実施することを前提として、入院医療の提供に係る評価を行う「地域医療体制確保加算」が新設されました。

令和4年度の診療報酬改定では、地域医療の確保を図り、医師の働き方改革を実効的に進める観点から、地域医療体制確保加算について、医師労働時間短縮計画の作成を要件に追加し、評価の見直しが行われました。 中医協では、地域医療体制確保加算の算定医療機関は、2020年7月944医療機関、2021年7月は972医療機関、直近2022年9月で1,045医療機関との報告がありました。

域医療体制確保加算を算定している医療機関の勤務状況として、以下の3点が報告されています。

①「勤務医の勤務時間及び当直を含めた夜間の勤務状況の把握」

②「長時間労働している勤務医数の推移」

③「宿日直及び連日当直の状況」

④「B水準・C水準等に相当する医師の、働き方改革に向けた具体的な取組」

 

①「勤務医の勤務時間及び当直を含めた夜間の勤務状況の把握」

2022年に地域医療体制確保加算を算定している医療機関において、勤務時間の具体的な把握方法として、タイムカード、ICカードによる勤務状況の把握が増加しているとのことです。

 

②「長時間労働している勤務医数の推移」

時間外労働の時間が月155時間(年1,860時間相当)以上の医師はごくわずかであるものの、時間外労働時間が月80時間(年960時間相当)以上の医師の割合は、2020年から2022年にかけて増加していとのことです。

 

③「宿日直及び連日当直の状況」

2022年に地域医療体制確保加算を算定している医療機関において、宿日直(月平均)の回数は、2回未満が増加し、4回以上が減少している。連日当直を実施した者の人数は減少しているが、回数は、2021年から2022年にかけてわずかに増加しているとのことです。

 

④「B水準・C水準等に相当する医師の、働き方改革に向けた具体的な取組」

2022年に地域医療体制確保加算を算定している医療機関において、2022年における働き方改革に向けた具体的な取組については、以下の報告がありました。

 1 医師事務作業補助者の活用 82%

 2 オンコール体制の構築 40%

 3 複数主治医制の実施 19%

 4 短時間勤務正規雇用医師の活用 17%

 5 特定行為研修終了看護師の活用 12%

 6 法令改正によりタスクシフト可能とした業務の実施 7%

 

以上の状況を踏まえ、今後、地域医療確保体制加算をどう見直すべきか議論が行われます。

 

【医療】新型コロナウイルス感染後遺症オンライン研修会(令和5年6月25日開催)

東京都福祉保健局では、後遺症に関する更なる理解や情報共有の観点から、最新の研究内容や診療に係る知見のほか、後遺症に悩む患者への職場復帰支援のアプローチに関する情報を提供するオンライン研修会を6月25日開催します。

詳細は以下のURLを御覧ください。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/link/kouisyou.files/onlinekensyuukai.pdf

お申込みは以下の専用フォームからお願いします(締切は令和5年6月19日(月曜日)正午)。

https://www.cmstream.com/s/corona-kouisyou/

【医療】セキュリティ対策義務化 医療法施行規則改訂

厚生労働省大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官厚生労働省医政局総務課から医療法施行規則の一部を改正する省令について令和5年3月1 0 日 産情発0310 第2号の通知がありました。

通知内容は規則第 14 条第2項を新設し、病院、診療所又は助産所の管理者が遵守すべき事項として、医療の提供に著しい支障を及ぼすおそれがないように、「サイバーセキュリティを確保するために必要な措置を講じる」ことが追加されました。

令和5年4月1日から施行されます。

厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001075881.pdf

病院、診療所及び助産所は、規則第 14 条第2項に規定する「必要な措置」として、最新の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」を参照の上、サイバー攻撃に対する対策を含めセキュリティ対策全般について適切な対応を行うことが求められます。

 

これは医療法25条に基づく医療監視においても、セキュリティ対策についても調査、報告の対象となります。

具体的な対策については、厚生労働省ホームページ「医療分野のサイバーセキュリティ対策について」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/johoka/cyber-security.html

をご参照ください。

 

 

 

【医療】医療機関向けセキュリティー教育支援ポータルサイト

近年、国内外の医療機関を標的とした、ランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃による被害が増加しています。

医療機関のシステムがランサムウェアに感染すると、保有する情報資産(データ等)が暗号化され、電子カルテシステム等が利用できなくなり、診療への支障や患者の個人情報が窃取されたりする等の甚大な被害をもたらす可能性があります。

医療機関のセキュリティ対策は、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に基づき、各医療機関が自主的に取組を進めてきたところですが、昨今のサイバー攻撃の増加やサイバー攻撃により長期に診療が停止する事案が発生しています。

厚生労働省は、自主的な取組だけでは不十分と考え、令和4年度の診療報酬改定において、許可病床 400 床以上の保険医療機関について、専任の医療情報システム安全管理責任者より職員を対象に、少なくとも年1回程度の定期的に必要な情報セキュリティ研修を実施することを診療録管理体制加算に加えられました。

さらに、厚生労働省におけるセキュリティ研修の強化と提供について支援ポータルサイトを開設し、研修等の案内をしているところです。是非ご覧ください。

【研修資料】

○経営者向け研修資料:ポータルサイトに掲載(どなたでも閲覧・ダウンロード可)

○システム管理者向け研修:ポータルサイト内のe-learningサイトに掲載済み

(共通研修の申込者のみ閲覧・ダウンロード可)

○初学者・医療従事者向け研修:ポータルサイトに掲載(どなたでも閲覧・ダウンロード可)

ポータルサイトURL:https://mhlw-training.saj.or.jp/

【労務】4/28に医師の働き方改革2024年4月までの手続きガイドを発行しま した!

4/28に「医師の働き方改革2024年4月までの手続きガイド」を発行しました!

このパンフレットをご覧いただくことで、医師の働き方改革の制度の理解を進めていただきつつ、この1年で具体的にどんなことを医療機関で検討する必要があるのか?を解説しております。

フローチャートで医師の働き方改革の制度に対応するための準備を確認し、ページをめくりながら医師の働き方改革の制度の理解を進めつつ、面接指導の実施体制の検討を行っていただき、具体的な36協定の締結イメージをつけた上で、最後に医療監視でどのようなことをチェックされるのかをイメージしていただく・・・

パンフレットはそんな流れになっております!

是非ご覧ください。

「医師の働き方改革2024年4月までの手続きガイド」

https://iryou-kinmukankyou.mhlw.go.jp/files/Attachment/462/%E4%BB%A4%E5%92%8C%EF%BC%95%E5%B9%B4%EF%BC%94%E6%9C%88%E7%99%BA%E8%A1%8C%E3%80%80%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E3%81%AE%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%96%B9%E6%94%B9%E9%9D%A92024%E5%B9%B4%EF%BC%94%E6%9C%88%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%B6%9A%E3%81%8D%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89.pdf

【医療】「かかりつけ医機能」法定化 報告制度創設

「かかりつけ医機能」の法律に規定する内容の全世代型社会保障制度関連法が12日、参院本会議で賛成多数で可決し、成立しました。

医療法や健康保険法の改正が柱で、診療所や病院から都道府県への「かかりつけ医機能」の報告制度を創設します。

改正医療法では、医療機関が地域で担う「かかりつけ医機能」を「身近な地域における日常的な診療、疾病の予防のための措置その他の医療の提供を行う機能」と規定しています。

【医療】離床センサーの電源入れ忘れ、患者転倒で注意喚起

日本医療機能評価機構は、離床センサーの電源を入れ忘れたことにより、患者の離床を感知できなかった事例が2020年1月1日-2023年2月28日に26件報告されているとし、医療安全情報を発しました。

患者が転倒した事例も報告されていることから、注意を呼びかけています。

事例の1つは、マットセンサーの入れ忘れ。

看護師は、患者のベッドの右側にマットセンサーを設置。設置時は、マットを踏んで作動確認をすることになっていましたが、他患者からナースコールがあり、看護師は作動確認をせずにその場を離れた。30分後、大きな音がして訪室すると、患者が仰向けに倒れており、マットセンサーの電源は入っていませんでした。その後、CT検査を行い、第1腰椎圧迫骨折と診断されました。

事例が発生した医療機関では、「離床センサーを設置した際は、作動を確認する」「訪室時は、離床センサーの電源が入っていることを確認する」といった再発防止策を講じています。

日本医療機能評価機構は、これらに加え、各施設に合った取り組みを実施するよう注意喚起しています。

公益財団法人日本医療機能評価 医療事故情報収集等事業 No.197 2023年4月 https://www.med-safe.jp/pdf/med-safe_197.pdf

【労務】「いきサポ」に「医療専門職支援人材の確保・定着のための手引書 好事例集」掲載

「いきサポ」にタスク・シフト/シェアのキーポイントともいえる看護補助者・医師事務作業補助者の定着好事例集が掲載されました。

看護補助者では7頁に「業務と役割分担」、14頁に「看護補助者ラダー」が、医師事務作業補助者では20頁に「ステップアップ制度」が、22頁に「研修体制」の事例が紹介されています。

いきいき働く医療機関サポートWeb(いきサポ)「医療専門職支援人材の確保・定着のための手引書 好事例集」

https://iryou-kinmukankyou.mhlw.go.jp/files/Attachment/465/%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%B0%82%E9%96%80%E8%81%B7%E6%94%AF%E6%8F%B4%E4%BA%BA%E6%9D%90%E3%81%AE%E7%A2%BA%E4%BF%9D%E3%83%BB%E5%AE%9A%E7%9D%80%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%BC%95%E6%9B%B8_%E5%A5%BD%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E9%9B%86.pdf